法事は亡くなられた方の供養として多くの仏教宗派で行われますが、西善寺の法事は浄土真宗の深い教えに基づいています。浄土真宗では、阿弥陀仏にすがり、浄土に往かれた故人が私たちを大切に想い、私たちもまた故人を案ずる尊い縁を結ぶ時間とされています。単なる追善供養ではなく、亡き方と生きている者が互いに願い合い、再び出会う尊いご縁を大切にする儀式です。
例として1周忌や3回忌、7回忌などのご法要のことです。年忌法要にあたらない年の命日は、祥月命日と言います。
毎月の命日にご自宅のお仏壇で短時間(約10分)お参りする習慣で、気軽に続けられます。
お盆は7月と8月に、またお彼岸は春分・秋分を中心に1週間の期間で行い、ご自宅や当寺の本堂でお参りいただけます。
西善寺での法要は、本堂、待合室、会食の場所などの施設使用料は一切かかりません。
近年、霊園や葬儀社の会館での法要が増えていますが、これらは施設使用料が高額になるケースが多いです。
しかし西善寺では必要なのはお布施のみで、追加費用の心配なく法要が行えます。
お布施は「志し」であり決められた額ではありません。以下を目安としてご無理のない範囲でお包みください。
| 法要の種類 | 目安の金額 |
|---|---|
| お盆・お彼岸参り | 約1万円 |
| 新盆・初彼岸 | 約2万円 |
| 月忌参り | 約5千円 |
| 年忌法要 | 約3万円 |
| 複数の年忌や49日に 納骨含む場合 |
約5万円 |
| 納骨のみ | 約2万円 |
この金額はあくまで目安であり、金額を決めつけるものではありません。お気持ちに応じてお包みいただければ幸いです。
■場所
亡くなられた方は阿弥陀仏のおられるお浄土にいらっしゃいますから、阿弥陀仏の御影を安置している『お寺の本堂』か『お家のお仏壇』にて執り行うのが本来です。
ですが、故人を想う場所として墓前やお墓参りも兼ねてと、霊園の斎場という場合もあります。
■日時
皆様のご都合にあわせて、ご命日の前後で選んでいただいて結構です。
「命日より後はダメ」とか「仏滅はさけて」など日の良し悪しを言われることがありますが、そのようなことはありません。亡き大切な人にお会いするのに日の良し悪しなどありません。
時間に関しても午前でも午後でも構いません。
お飾りがわからなければ、ご連絡ください
ご自宅のお仏壇や霊園であれば、定刻までに僧侶が直接参ります。
寺の本堂でされる場合は、15分前にはお寺に来ていただければと思います。
まず、寺務所にてお持ちの過去帳、お位牌やお写真をお預けください。
皆様待ち合わせのお部屋をご用意いたしております。お時間までお休みください。
読経の時間は大体30分ぐらいです。
本堂は椅子席となっております。
また車椅子などもご用意しておりますので、お足の悪い方もご安心ください。
読経の後は、西善寺の広々とした食事処で会席をご用意しております。仕出しメニューからお好みで選べ、給仕スタッフが丁寧におもてなしをいたします。席料無料で車椅子のご利用も安心、ゆったりとした空間でご家族や親戚の皆様が心穏やかにお過ごしいただけます。西善寺ならではの心配りで、法事の時間をより充実したものにいたします。
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